大町町MORE WANペット避難所体験会

2月4、5日に大町町にある日本レスキュー協会の拠点モアワンで開催された

ペット避難所体験会に参加してきました。

10時から16時までは避難所設営の訓練をしながら、何が足りないかを

日本レスキュー協会のスタッフと講師陣でリストアップしました。

おもやいからは靴箱が必要なのではないか、テントでの食事ではなく

食事スペースを完全にわけたほうがいいのではないか、など主に人の衛生管理の観点から意見を出しました。

他の講師の皆さんはペットの専門家だったので、ペット同士の動線や宿泊スペースでの

ルール作りなど気をつけた方がいい点を挙げておられました。

16時からは実際に一般のペットを飼われている飼い主さんがペット連れで避難所に来られました。

ペットを飼っているけど今回は勉強のためにまず人だけ参加という方もいらっしゃいました。

昼に一度訓練はしたものの、実際に受付を始めると受付で書く内容は少なくても

説明することが多く人が溜まってしまったので、今度からは受付の紙を工夫しようと早速改善点が!

避難所体験会が始まってからは最初にお二人の講師がペット避難の注意点などをお話された後、

おもやいから避難所で役立つ防災グッズの紹介をしました。

その後、夕食は非常食をみんなで食べ比べ🍴アルファ米、吉野家の缶詰、忍者パワーパン、

レトルトなど様々な非常食があり、私も初めて食べる非常食をシェアして味見しました。

非常食はなかなか高くて手が出ないのですが、こうやって試食ができていたら買う時も安心ですね☺️

夕食と朝食の非常食、今回はこんなに種類がありました!なかなかこんなに揃っている避難所は

ないですが(武雄も4種類ぐらいだったような)今回は食べ比べということで大盤振る舞いでした。

モアワンでもほんとの非常時しか出てこないので、避難する場合はご自分でご自分の分はお持ちくださいね!

夜は前回開催した時に照明をフルではなく少しつけていたが明るくて眠れなかったという

意見があったようで、実際に夜みんなで話し合いながら明るさを決めました。

やっぱり暗い方がいいということで全消しすると、真っ暗なのでおもやいのソーラーランタンが

あるとちょうどいい明るさで睡眠の妨げにもならないのでは、と意見が纏まりました。

ちなみに動画では日レスさんの懐中電灯を1組につき1個配るということになりましたが

参加者から自分の携帯で充分だという意見が出て借りることはありませんでした。

ただ、停電している場合は携帯電話の充電は貴重なのでやっぱり一人一人がライトを持っておくことは大事ですね。

また、間仕切りのチャックを開け閉めする音が響くということで静かな開け閉めの

仕方を教えていただきました。夜トイレが近い方が奥に配置されていたのも

今後は改善していこうという話になりました。スリッパのパタパタという音も響くので

気になる人は耳栓が必須&みんなが音を気にしなくてもいい環境になっていれば人に

迷惑をかけるかもと過度のストレスを感じなくて済むのでは?という意見も出ました。

朝起きてまた各々ご飯を食べたり支度をした後は、みんなで体操!避難所は身体を動かす

時間が減るのでとっても大事な時間です。あの音楽が鳴ると勝手に身体が動くのは

小さい頃からの刷り込みのおかげでしょうか🤣

最後はみんなで振り返り。もっとここを変えたい、こうするためにはどうしたらいいか?

などを話し合いました。

個人的には前回も参加された方からの一言に尽きるなと感じました。


それは
「自分のご機嫌を取るものを持ってくる」

お菓子でもいい、音楽を聴くイヤフォンでもいい、好きな本でも(人に迷惑をかけない程度の

)お酒でもいい…とにかく自分が少しでも安心するための準備をするのが大事だとみんなが感じました。

また、ペットにとっては知らない場所というストレスもあったかと思いますが

、こういう場に少しずつ慣れておくことがとにかく大事。あ、ここ前も来た場所か、

いつもお家で使ってるケージだから匂いがして安心だなど普段からの練習がペットにとっての安心につながります。

そしてモアワンの目指す避難所の方向も決まりました。
『行きたくなる避難所』をみんなで作り上げていこう!とスタッフ、参加者みんなで決めました。

一人一人の得意や好きを集めて、みんなで話し合って、なんだかとっても素敵な避難所になりそうです♪

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