能登半島地震の支援を続けています
なかなか活動報告ができずすみません。
1月からおもやいスタッフだけでなくおもやいの仲間たちと交代しながら石川県七尾市で災害復旧のお手伝いをしています。
現地では2007年能登半島地震から現地と繋がりのある神戸の被災地NGO恊働センターを中心に活動しており、集会所をお借りして物資配布や家屋片付けのお手伝いを行っています。
「食事面で支援があり助かります。仕事がなくなったため、ボランティアをして返していきたいと思います。不安感がありますが、(ここに来て)人と会うことで気持ちが楽しくなっています」
「片付けるにはやはり多くの方のお力が必要です。前に進む為に助けてください。お願い致します」
「(断水で)洗濯が出来ず、コインランドリーにならんで待って待ってやっとしています。休みも人が足りず、休めず。お風呂も洗濯にもお金がかかり困っています」
「毎日家の片付けで気分が落ち込みがちですが、ここに来ると楽しく気分転換になっています」
など毎日たくさんの切実な声が届いています。
そんな中、先月七尾市の東湊小学校の先生が拠点に来られました。
「給食が簡易給食で6年生を例年のように少し豪華な給食で送ってあげることができない。なんとか思い出を作ってあげたくて、調理実習をしたいのだけど、せっかくなら全国の方に支えていただいて少しずつ前に進んでいることも思い出にしてほしいのでカレーを作るために物資(野菜)を分けていただけないだろうか?」ということでした。
早速、武雄で被災経験のある農家のMさんに連絡したところ「よかよー!にんじんならあるよ!ポテトサラダも作るとならきゅうり農家さんにも声かけてみるよ」とお力を貸してくださいました。
いつもお世話になっているフードバンクさがさんからも、トマト缶とみかん缶を提供していただきまさした。
じゃがいもと玉ねぎも恊働センター経由で西宮のビストロレギュームさんから、全校生徒分のお菓子をケーキハウスツマガリさんから預かり西宮市社協さんが届けてくださいました。
先月先生からお話を聞いた時にはまだご自宅が断水している生徒さんもいらっしゃると聞きました。
悲しいこと、辛いこともあると思いますが、全国の皆さんが応援しているということが届いて6年生の思い出になっていたら嬉しいです。
本日、また武雄から2名のスタッフが現地入りしました。北方町の老人会の皆さんからお漬物やお米を、にんじんをくださったMさんから今度はたくさんの立派なキャベツをお預かりして無事現地に届けました。健康に気をつけて活動してきます!